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幻支路 (feat. 仲畑有海)
03:48
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在りもしない修羅の道で
屍の様なキミを見た
在りもしない痛みに耐え
夜明けを待つ巡礼へ
見えない月の下で 架空の歌を守る
消えない嘘の海を 架空の船で渡る
見たはずもない災いに
身を窶して病に臥す
見たはずもない船が往く
蜃気楼の港は遠い
絶えない夢の通り 嘯く御伽噺
隠れた路地の奥の 歴史の裏で祈る
幻の道が見える丘に一人
四方から来る風に惑わされて
幻の人を訪ね忘れた声を
希望から来る風に乗せて歌い
居るはずないキミの姿
窓流れる景色に見た
来るはずない汽車が奔る
悪夢の様なこの世の果て
あの日別れた世界 架空の空に浮かぶ
あの日潰えた世界 架空の星は回る
いつか交わる世界 架空の橋を架けて
いつか重なる世界 架空の歌で綴る
幻の帰路を辿る吹雪の夜に
虚妄から来る風に攫われても
幻の月が照らす廃墟の道
何かが変わる明日を夢に問うよ
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2. |
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何も無い世界に
ある日道ができた
その道を辿ってみると
見知らぬ景色が広がった
何か有る世界を
歩くのは初めてで
空と地面に書かれた言葉
「ここは『ニセモノ』の世界」
知らない知らない私は
ニセモノが何かわからない
持たない持たない私は
ニセモノでさえも欲しいよ
裏の裏の裏道を通り
進む人は動かない
裏の裏の裏道を渡り
泳ぐ車飛び越えて
裏の裏の裏道を滑り
走る猫が宙に浮く
やがて気付くあの道はそうか
虚無を裏に返す道
裏の裏の裏道を戻り
元の場所に帰っても
心満たす記憶があるから
何も何も怖くない
何も何も寂しくない
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3. |
夢喰いターニツ (feat. 仲畑有海)
02:27
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何処にも無い村の広場で
踊る 踊る 夜はふけて
誰も知らない影を着飾り
踊る 踊る 夢を喰い
Nastala noch' さあ眩しすぎる
Nastala noch' 朝日を隠し
Nastala noch' さあ眩しすぎる
Nastala noch' 扉は閉じて
朝の来ない村の外れで
踊る 踊る 嘘を纏い
誰も知らない呪文を唱え
踊る 踊る 夢を喰い
Nastala noch' 止まない歌で
Nastala noch' 極夜を讃え
Nastala noch' 明けない闇が
Nastala noch' 私を祝う
誰もいない村を追われて
走る 走る 森の奥へ
誰も知らない声を頼りに
走る 走る 夢深く
誰も来ない夜の底へと
落る 落る 明日は暗い
生きているのかいないのかさえ
誰も 誰も 分からない
Nastala noch' さあ眩しすぎる
Nastala noch' 朝日を隠し
Nastala noch' さあ眩しすぎる
Nastala noch' 扉は閉じて
Nastala noch' 止まない歌で
Nastala noch' 極夜を讃え
Nastala noch' 明けない闇が
Nastala noch' 私を祝う
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4. |
分岐牢 (feat. エルム凪)
04:14
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記憶の雫 一粒落ちた
錆びつく鉄の 牢屋に独り
捻じ曲げた履歴から湧く道が
星の数ほどの未来を示す
記憶の雫 一粒落ちた
遥かな朝も 迷える夜も
凍てつく時の 牢屋で想い
捻じ曲げた帰路に誘う声が
星の数ほどの昨日を奪う
遥かな朝も 迷える夜も
分岐牢 夢を見せ
分岐牢 枷をかけ
分岐牢 無限の道
分岐牢 縛り付け
病魔の虚説で 鎖をかけて
錆びつく夢の 牢屋で笑う
何処にも行けぬ 淡い選択肢
凍てつく今を 牢屋で讃え
捻じ曲げた履歴から湧く道が
星の数ほどの未来を示す
病魔の虚説で 鎖をかけて
分岐牢 夢を見せ
分岐牢 枷をかけ
分岐牢 無限の道
分岐牢 縛り付け
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5. |
亞江 (feat. ming-zi)
04:04
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※架空言語曲につき歌詞表記はありません
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6. |
Labyrinth (feat. 仲畑有海)
04:16
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乾いた心 満たすものは無く
太古のリズムで 血と肉を着て
遥かな明日は まだ霧の向こう
苦難の道と 未知の狭間で
解けぬ謎を連れて 夜を一人行けば
内なる迷宮に 手招く影を見た
塞いだ心 こじ開けて進め
太古の呪文で 愛を降らせば
僅かな過去も 遠い幻と
苦難の道は 満ち足りて捨てた
消えた謎は夢と 夜を一人行けば
内なる迷宮で 手放す秘技を見た
Labyrinth Labyrinth 道は見えるよ
Labyrinth Labyrinth 未知の領域へ
Labyrinth Labyrinth 満ち足りた既に
Labyrinth Labyrinth キミの真ん中へ
澱んだ心 思考の雨降らせ
太古の記憶に 在るべき姿
確かな「今」こそ 至高と知れと
苦難の道は 迂回路で行け
連なる壁さえも 難なく越える影
内なる迷宮の 裏道抜け道で
Labyrinth Labyrinth 呼ぶ声はキミ
Labyrinth Labyrinth 光の祠へ
Labyrinth Labyrinth 満ち足りた日々よ
Labyrinth Labyrinth キミの真ん中へ
Labyrinth Labyrinth 道は見えるよ
Labyrinth Labyrinth 未知の領域へ
Labyrinth Labyrinth 満ち足りた既に
Labyrinth Labyrinth キミの真ん中へ
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7. |
干渉島 (feat. ming-zi)
04:35
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ああ 時が淀むよ 暗き波のモアレで
ああ 時が戻るよ 淡き星たちのループで
出会うはずのない 貴方を迎え
出会うはずのない 揺らぎへと還る
ああ 時が揺らぐよ 凍る風のモアレで
ああ 時が沈むよ 深き海の声に応え
辿るはずのない 航路を通り
辿るはずのない 道が目醒める
虚説の向こう岸 薄明かり揺蕩う
逢魔時 消えそうな 船はまだ遥かに
ああ 時が重なり 誰もいない波止場で
ああ 時が生まれる 地図にないこの島で
出会うはずのない 貴方を迎え
出会うはずのない 揺らぎへと還る
辿るはずのない 航路を通り
辿るはずのない 道が目醒める
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8. |
晩秋輪歌 (feat. 珠千鳥)
03:43
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遠い空 終わる夢
何処かには 君はいて
高い空 凍る夢
何処かでは 目覚めて
繰り返す 何度目の
晩秋の 輪唱に
届かない 君を追い
ずれてゆく 時迷う
遠い街 絶える灯の
何処かには 君は消え
遥かまで 巡る日の
何処かでは 気付いて
繰り返す 何度でも
万象の 輪唱に
出会わない 君を待ち
崩れゆく 時想う
色褪せ 色づけば
星は流れて
腐ちては 生まれては
思い出す渦の底で
宵の国 閉ざす日々
何処からか 君の声
黄泉の国 懐かしき
何処かには 還ると
繰り返す 何度でも
魂の 燐光に
見付からぬ 君探し
何処か吹く 秋の風
忘れてもいい
綺麗なままで
無くしてもいい
壊れる前に
離れてもいい
錆びつく前に
別れてもいい
私のままで
恐れてもいい
光の海へ
知らなくていい
あなたの名など
居なくてもいい
記憶の中に
はるか遠くの
あなたのままで
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9. |
古道2020 (feat. 仲畑有海)
03:33
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丘の上穏やかに佇む
遥か地平の先を見つめて
明日へ渡る鳥達の群れ
消えた風を読み道を知る
丘の上輝く星々が
遥か地平の道を象る
昨日へ帰る民の歌声
消えた夢を見せ道を説く
ああ物言わぬ骸達
ああ何処へ行く
空へ空へ今導かれて
遠い国へ辿る道を背に
長い長い祈り携えて
超える超える丘の向こうまで
丘の上輝く魂が
遥か異郷の扉を開け
今を行く人々を導く
消えた文字を見せ道を指す
ああ物言わぬ骸達
ああ何処へ行く
星へ星へ今導かれて
消えた世界辿る道を背に
一つ一つキミを訪れに
燃える燃える時の向こうまで
空へ空へ今導かれて
遠い国へ辿る道を背に
長い長い祈り携えて
超える超える丘の向こうまで
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10. |
Moment (feat. 仲畑有海)
04:20
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不思議な 不思議な
世界と時の狭間で
見えない 見えない
法則と夢の力で
蟻のように密かに
列を成して歩いてゆく
蝶のように儚く
されど確かに風を生み
SASA SASA
無意味な 無意味な
文明とヒトの営み
絶えない 絶えない
重力と星の力で
花のように刹那に
咲いて枯れて風になる
川のように流れて
いつか海へ辿り着く
SASA SASA
何処まで行けば良いのか
答えは私の中に
不思議な不思議な
貴方と私の出会い
止まらぬ 止まらぬ
秒針と今の力で
時のように見えずに
今を重ねて老いてゆく
空のように変わらず
または移ろう雲のように
SASA SASA
何処まで行けば良いのか
答えは私の中に
最果ては何処にあるか
答えは今この時と
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